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炭素繊維複合材

トウプリプレグ

当社のトウプリプレグは、トウ(線維の束)にあらかじめ樹脂を含浸させた製品です。CFシャフト、ボンベ製造などに用いられる成形法であるフィラメントワインディング(FW)法に、トウプリプレグを用いることで、高い生産性を実現します。
Pitch系、PAN系の炭素繊維はもちろんのこと、ガラス繊維、各種エンプラ繊維など、お客様のご要望に応じた繊維と独自開発樹脂を組み合わせ、お客様のご要望に応じたトウプリプレグを開発します。

特長

トウプリプレグを用いたDry法は、Wet法(従来法)と比較し、高い生産性、作業性の向上が期待できます。

項目

Wet法(従来法)

Dry法(トウプリプレグ使用)

樹脂含量の均一性 不均一 均一
巻きつけ速度 60~100m/ 分 ~300m / 分
巻きつけ時のすべり あり なし
樹脂の室温寿命 6~8時間 1ヶ月
作業環境 ○(樹脂の飛散なし)

樹脂含有量のばらつき

樹脂含量をコントロールすることで、安定した製品性能が得られます。

自社開発トウプリプレグ用樹脂(代表例)

プリプレグと同様、独自開発樹脂を使用しています。用途に応じてお選びいただけます。

特徴 硬化条件 ガラス転移温度
汎用エポキシ 130℃ / 2hr 110℃
高靭化エポキシ 130℃ / 2hr 130℃

適用事例

圧力容器

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